キッチンで料理を作っている女子校生の涼子ちゃん。味見も完璧で満足できた様子。洗い物を済ませると「ただいま」と涼子の兄が帰ってくる。「お帰り〜。もうすぐご飯できるからね〜」と兄に声をかける。兄はダイニングの椅子に座ると両手で顔を覆いため息をついている。「今コーヒー入れるね」とカップをテーブルに置くと「ご飯はいらないよ」と元気のない様子の兄。「え〜、お兄ちゃんご飯食べなきゃダメだよ」と心配する涼子。すると「食欲がないんだって」とダイニングを出て行ってしまう兄。寝室でベッドに横たわっている兄に「何くよくよしてるのよ〜」と兄の様子を心配する涼子。カーテンを開け外を見ながら「私公園で見たわよ」と兄が悩んでいる原因を知っている様子。「お兄ちゃんのために私やってもいいわよ」兄の悩みを理解しているかのように兄に告げる涼子。そして「その代わりお兄ちゃんが私の最初の人になって」と覚悟を決める涼子。すると「な、なにバカなこといってるんだよ」と涼子を覚悟をすぐに受け入れられない兄。「私、誰ともしたことないし･･･口でもしたことないの」と未だ経験がないという涼子。「そんなこといったって･･･」と躊躇う兄に「私、お兄ちゃんだったらいいな